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Socioひこね 第19回演奏会報告


高岸卓人、武澤秀平、鴨川華子

髙岸卓人 バロックヴァイオリンリサイタル

- 彦根エコーオーケストラ プレコンサート -


【日時】2023年 3月25日(土)開演15:30 (開場15:00)

【会場】プロシードアリーナHIKONE 多目的ホール

    (彦根市小泉町640番地 Tel : 0749-30-9228)


【プログラム】

A. コレッリ: ヴァイオリンソナタ ハ長調 Op. 5-3

J.G. ピゼンデル: ヴァイオリンソナタ ホ短調

F. M. ヴェラチーニ: ヴァイオリンソナタ イ長調 Op. 1-1

A. ヴィヴァルディ: ヴァイオリンソナタ ヘ長調 Op. 2-4

J. M. ルクレール: ヴァイオリンソナタ イ短調 Op. 9-5


【演奏家プロフィール】

髙岸卓人 ヴァイオリン

滋賀県彦根市出身。東京藝術大学を卒業後、同大学大学院修士課程、デン・ハーグ王立音楽院修士課程を修了。東京藝術大学卒業時に同声会賞を受賞。平成27年度滋賀県次世代文化賞を受賞。クフモ室内楽音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバルなどに参加。これまでにヴァイオリンを福田みどり、戸澤哲夫、野口千代光の各氏に、バロックヴァイオリンを若松夏美、寺神戸亮の各氏に師事。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなどの公演に出演している。彦根エコーオーケストラ、アルベリ弦楽四重奏団、オーケストラ・ユヴェナリス メンバー。オブレヒト音楽院講師。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団団員。


武澤秀平 チェロ

チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学器楽科チェロ専攻卒業。同声会賞受賞。

2006年~2013年新日本フィルハーモニー交響楽団チェロ次席奏者。2015年まで桐朋学園大学古楽器科非常勤講師。チェロを崎野敏明、三木敬之、菊地知也、山崎伸子の各氏に、ヴィオラ・ダ・ガンバを福沢宏氏に師事。2015年から2018年までデン・ハーグ王立音楽院修士課程にてヒストリカルチェロをルシア・スヴァルツ、ヤープ・テル・リンデンの両氏に、ヴィオラ・ダ・ガンバをミネケ・ファン・デア・フェルデン、フィリップ・ピエルロの各氏に師事。これまでにバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、クラシカル・プレイヤーズ・東京、オランダ・バッハ協会、オーケストラ・ファン・ヴァセナール等のチェロ奏者を歴任。現在はエクス・ノーヴォ、アントネッロのメンバーとして活動。オブレヒト音楽院、オーケストラ・ユヴェナリス主宰。


鴨川華子 チェンバロ

東京音楽大学ピアノ科を経て同大学研究科チェンバロ専攻修了。第9回国際古楽コンクール<山梨>最高位。第7回栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。1998年ブルージュ国際古楽コンクールにてディプロマ受賞。ソロ活動の他、室内楽の通奏低音奏者として多くのアーティストと共演、録音にも参加している。ジョーバン・バロック・アンサンブル、オーケストラ・ユヴェナリス メンバー。



【Webアルバム】


【開催レポート】

「プロシードアリーナHIKONE 多目的ホール」は真新しいアリーナで、演奏会で利用するのは今回が初めてとのことでした。

初めての会場で、演奏会開催も4年ぶりということで、運営もいろいろ至らぬ点も多くご迷惑をおかけした面もありましたが、80名近いお客様にお越しいただき、演奏家と客席も間近で、とても良い雰囲気の演奏会になりました。


バロック時代の古楽器を使用されての演奏が聴けるのは、彦根や滋賀ではめったにない機会で、実際ほとんどのお客様は小楽器の音色を聴くのは初めてだったようです。

これらの楽器は、現代の楽器とは材質なども違うことから音色や音程も異なり、非常に繊細な音が奏でられます。そのため、バロック音楽を古楽器で演奏すると、作曲家の意図に近い音楽を聴くことができます。

演奏された曲目は、バロック時代のヴァイオリンソナタの名作です。


演奏の合間には、演奏家からそれぞれの楽器の説明などもあり、お客様は興味深く聞いておられました。

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