第16回演奏会 nekocan 「Sounds canned meal」
彦根の音楽家を支援する会 第16回演奏会
nekocan Live
Sounds canned meal
nekocan(猫缶) 勝居悟史 キーボード ユゥキ ヴォーカル
【日時】2019年 7月21日(日)開演14:00 (開場13:30)
【場所】長松院(彦根市中央町 4-29) (MAP)https://goo.gl/maps/vHLFtD9tYsA2 (公式ホームページ)http://choshoin.jimdo.com/
【プログラム】(一部YouTubeにリンクしています)
・一部 Onemore step (org) I wish you love (Std) Weekend (org) 愛燦燦 (小椋佳) Summer (org) Akari (org) My favorite things (映画「The Sound of Music」より) Lover, Come back to me (Std)
(休憩)
・二部 Fly me to the moon (Std) On the sunny side of the street (Std) Last story (org) I wish (org) みずいろの雨 (八神純子) Little love (org) Define (org) Like a star (Corinne Bailey Rae)
【Webアルバム】
長松院さんでは2年ぶりになる主催演奏会。
クラシック中心のいつもとは少し趣を変えて、東近江を中心に活躍されているデュオnekocanさんをお招きしてのJAZZライブとなりました。
nekocanさんは、jazz/soul/blues/演歌等の音楽をルーツにオリジナルサウンドを展開するアコースティック・ソウル・デュオ。
キーボードの勝居悟史さんは米原市出身、東近江市在住。
様々なユニット、飲食店やブライダルのピアニスト、ジャズ・ポピュラーピアノ講師などを経て、現在創作活動を中心に nekocan とno name yetの2ユニットに所属。 滋賀県内のライブ活動を中心に、県内外のアーティストのサポートやセッション等で活躍中です。
ヴォーカルのユゥキさんは、岡山県出身。東京での役者やシンガーとしての活動の後、2010年に関西に移住。現在は滋賀県を拠点にジャズを主にジャンルを選ばない音楽で活動中。nekocan ではオリジナル曲にも力をいれているとのこと。
プログラム中でもリンクしていますが、YouTubeチャンネルでお二人の楽曲を聴くことができますので、ぜひどうぞ。
演奏会の前に長松院のご住職からご挨拶をいただきました。
ここでは2016年10月の第7回演奏会からお世話になっており、2017年に続いて主催事業としては今回で3回目。地域に開かれたお寺として、日々素晴らしい活動をされており、彦根城の天然記念物であるオニバスの里親にもなっていただいています。
彦根藩初代井伊直政公は、関ケ原合戦の戦傷により破傷風にかかり、1602 年に病没、芹川の中州にて荼毘に付されたのですが、長松院はその跡地に建立されたとされています。
萬年山の「萬」は直政公が徳川家康の小姓をしているときの名前「萬千代」より、長松院の「松」は幼名「虎松」からとったのだそうです。
こちらが、彦根の天然記念物のオニバス。
例年ですと早ければ花が咲いている時期ですが、梅雨の日照不足もあり、今年はやや遅め。
ようやく丸い葉が大きくなりかけたところでした。
ご来場いただいたお客様も、お二人の演奏に静かに聴き入っておられ、梅雨明け間近の蒸し暑い日にもかかわらず、涼し気なJAZZの音色に癒やされているようでした。
演奏の後、恒例の花束贈呈はユゥキさんのお子さんとご主人から。
しばしの緊張から解き放たれたようなユゥキさんご家族の笑顔が弾けて、和やかな雰囲気に包まれていました。
アンコールはルイ・アームストロングの「What a wonderful world」
お寺とJAZZの意外なマッチングを再発見した一日となりました。
お越しいただいたみなさま、スタッフのみなさま、ありがとうございました。
次回は、10/12(土)にひこね市文化プラザ・エコーホールでの中島俊晴さん、高岸卓人さんによるクラシックコンサートです。
ぜひ、ご来場ください。