第15回演奏会 彦根エコーオーケストラ 室内楽コンサート
彦根エコーオーケストラ 室内楽コンサート
ピアノ:武田優美 ヴァイオリン:大森百合香 フルート:井伊亮子 オーボエ:藤原博司 ホルン:大森啓史
【日時】2019年 4月14日(日)14:00開演 (開場13:30)
【場所】夏川記念会館(彦根市京町2丁目7-27 Tel:0749-26-3739) 【プログラム】
第1部
テレマン:「食卓の音楽」より 四重奏ト長調 モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447 ドリング:トリオ
(休憩)
第2部
ブラームス:ホルン三重奏曲
(アンコール)
ハンガリー舞曲
【Webアルバム】
ソシオひこねの演奏会として初めて夏川記念会館(近江高校教育会館)をお借りして彦根エコーオーケストラメンバーによる室内楽コンサートを開催いたしました。
夏川記念会館は安藤忠雄氏の設計による建物で、地下のホールに降りる吹き抜けの長い回廊のスロープや一階入り口から上に上がる螺旋階段など非常に凝った作りになっています。
ピアノ、ヴァイオリン、フルート、オーボエ、ホルンの組み合わせをうまく活かした四重奏、協奏曲、三重奏など多彩な選曲でとても楽しめるコンサートになりました。
ホルン協奏曲では大森さんがナチュラル・ホルンと現代のホルンの違いについて実演を交えて熱くわかりやすく語っていただきました。特にレバーで音階を出すことができないナチュラル・ホルンでベルの中に手を入れることで音程を変えるという技術は見るからに難しそうであり、このホルンでなければ出せない音色を聴くことができました。「ゲシュトップ奏法」というのだそうです。
モーツァルトの曲をその時代の楽器で演奏することで、作曲家の意図通りの曲として聴くことができるのだなと納得しました。
途中に休憩の入る2部制でしたが、休憩を感じることなく、あっという間に終演の時間が来たように感じられる中身の濃いコンサートでした。
仏壇の永楽屋さんの手になる蒔絵の譜面台も演奏に華を添えていました。
東京日本橋にある滋賀県のサテライトショップ「ここ滋賀」で演奏された時に、滋賀の特産品を活かしたものとして披露された譜面台だそうです。
次回の彦根エコーオーケストラの定期演奏会は来年2020年3月29日ひこね市文化プラザエコーホールでの開催です。
詳細については追ってご連絡差し上げる予定です。
また、ソシオひこねの第16回演奏会は7月21日(日)中央町の長松院様での開催となります。
オリジナル曲とジャズのスタンダードを『猫缶(nekocan)』というユニットが演奏いたします。
ぜひ、お誘い合わせの上お越しください。