第12回演奏会 ～彦根エコーオーケストラの仲間たち～
2018年最初の演奏会は、4月1日に行われる「第21回彦根エコーオーケストラ定期演奏会」のプレコンサートとして、清凉寺様で開催しました。
昨年まで「エコーメモリアル・チェンバー・オーケストラ」と称して彦根ゆかりの音楽家によるオーケストラとして活動してこられましたが、今年から「彦根エコーオーケストラ」と改称し、より地元に愛されるオーケストラとして新たなスタートを切られることになりました。
その手始めとなる演奏会をお手伝いでき大変光栄です。
【日時】2018年3月10日（土）15:00開演 （開場14:30）
【場所】清凉寺（彦根市古沢町1100） （MAP）https://goo.gl/maps/xdNxXpR4mjA2
当日はお天気にも恵まれ、肌寒いながらも春のおとずれを 感じるコンサート日和でした。
弦楽四重奏をベースに佐々木さんのヴィオラ独奏、中川さんの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを交え、井伊さんのフルートを加えたクインテットによる演奏は品格の高い素晴らしいものでした。
また、アンコールの「おんな城主直虎」のオープニングテーマ曲「天虎」は、ご当地彦根には嬉しい選曲。N響オーケストラ演奏の曲を最小編成で演奏しているにもかかわらず、重厚感のある演奏でとても楽しめました。
【プログラム】 W.A.モーツァルト ディベルティメント K.136 J. S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第3番BWV1009より ブーレ ジーグ W.A.モーツァルト フルート四重奏曲 第4番 K.298
休憩
E.イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番より P.チャイコフスキー 弦楽四重奏曲 第1番より アンダンテカンタービレ A.ボロディン 弦楽四重奏曲 第2番よりノクターン Ｊ.シュトラウス 春の声 op.410
（アンコール）「直虎」のテーマ
【演奏家プロフィール】 中川衛子 ヴァイオリン 東京藝術大学音楽学部卒業。東京交響楽団、倉敷室内管弦楽団を経てモーツァルト室内管弦楽団(大阪)に所属。彦根エコーオーケストラメンバー。
足木かよ ヴァイオリン 滋賀県立石山高校音楽科、愛知県立芸術大学を経て同大学院を修了。滋賀県新人演奏会優秀賞受賞。現在リュイールシャトンクァルテット、彦根エコーオーケストラメンバー。
佐々木真史 ヴィオラ 東京芸術大学音楽学部卒業。東京芸術大学管弦楽研究部講師、仙台フィル首席奏者を経て、現在（公財）千葉交響楽団契約首席奏者。彦根エコーオーケストラ代表。
小川真貴 チェロ 名古屋市立菊里高等学校音楽科、愛知県立芸術大学を経て、同大学大学院修了。大学院最優秀学生による修了演奏会、読売中部新人演奏会などに出演。Quartet Vita、Cello duo Risello、チェロアンサンブルCellineのメンバー。
井伊亮子 フルート 愛知県立芸術大学卒業。ＮＨＫ大河ドラマ『武蔵』において笛を指導。京都芸術祭京都府知事賞受賞。ファウエムミュージックコーポレーションによる『和を奏でる光』のＣＤ録音に参加。彦根エコーオーケストラ副代表。
終演後、清凉寺様のお気遣いでご来場のお客様に御念珠をお配りさせていただきました。
ありがとうございました。
清凉寺様のご協力、お越しいただいたお客様のお支えにより今回の演奏会もプレコンサートとして素晴らしく、実りあるものとなりました。
4月1日の第21回彦根エコーオーケストラ定期演奏会では、最高の音楽で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
また、次回のソシオひこねの演奏会は6月17日にヴァイオリニストの川瀬陽子さんをお招きして開催予定です。詳細が決まりましたらご案内しますので、よろしくお願いいたします。
